女性に対する暴力防止啓発講演会~DVは、すぐそばに。「ない」のではない。「気づいてない」だけ。~を開催しました。
11/10(日)、言葉の力でDVが身近な問題であることを伝えてこられたコピーライター玉山貴康さんのお話をお伺いしました。
玉山さんは、11/8(金)~11/15(金)まで、国立駅前くにたち・こくぶんじ市民プラザで展示している「心に響かせるDV根絶パネル」(作成:NPO法人男女平等参画推進みなと(GEM))のコピーを手掛けていらっしゃいます。
「そもそもコピーって何だろう?」
冒頭、そんな投げかけから始まった、講師のお話。
「コピーとは、文字を読んだ人の心に残ったもの」
「良いコピーとは、言葉の裏にあるものへの想像力が湧くような、人々の読後感を設計しているもの」
というお話が印象的でした。
その後、実際に、玉山さんが手掛けられたいくつかのコピーもご紹介いただきました。
「LDVE 暴力は愛を装う」(NPO法人全国女性シェルターネット「LDVEポスター」)
玉山さんが、ご自身の仕事を改めて見て思うのは、「毎日、人の気持ちを考えている」とのこと。
会の最後には、NPO法人男女平等参画推進みなと(GEM)の職員の方にもお話しいただき、玉山さんが「心に響かせるDV根絶パネル」のコピー制作にあたって、DV被害を受けている当事者の方と何度も会話を重ねたことなども、ご紹介いただきましたが、そんな玉山さんのコピーだからこそ、心に響くのだと感じました。
< ご参加いただいた方からご感想を一部ご紹介します >
・言葉の力を改めて感じさせる話でした。言葉の先にあるものを常に感じる人になりたいと思いました。
・人も言葉と同じで、皆すぎてしまえば通りすがりの1人ですが、その先には暮らしや人となりや色んなものをはらんでいて、つい見ないことにしてしまいがちですが、少しでもそばに感じて生きていきたいと思いました。
・興味深く拝聴させていただきました。外を歩いている方が結構パネルを見て行かれますね。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました!
「心に響かせるDV根絶パネル」は、11/15(金)まで引き続き展示しております、ぜひ皆さま、お越しください。